この前、私の性格形成のことを書いてみました。自分の家のことを書いた後、ものすごく恥ずかしくなって「いらんこと書いてしまった!うわああああ」となっていたのですが、あんな記事なのに読んでくださり、またスターなどいただけて、嬉しかったです。ありがとうございます!
今回、私の社会人経験と感じたことを、自己紹介がてら書いてみたいと思います。
1社目での強制部署異動
毎回「働きたくない」と言っている私ですが、1社目での最初の頃は、とても楽しく働いていました。

元気で働いていた頃が懐かしい
大人と子どもの趣味教室の受付事務をしていて、月~土曜に加え、たまに日曜や祝日も出ていたし残業もあったのですが、全然苦痛ではありませんでした。
ご高齢になっても夫婦で仲良く同じ趣味を楽しんでいるお客様、可愛くて元気な子供たち。お客様の楽しむ様子を見たり、たまにお話することが楽しかったです。
でも、上司と昔から付き合いがあって可愛がられていた同僚の我が儘により、部署異動をさせられてからは楽しくなくなりました。
このとき、初めて「自己主張を通すものが勝つ」んだと感じました。
今振り返ると、小さい企業で研修を受けることもなかったし、新卒で世間知らずの私は、至らないことが多々ありました。反省することが結構あります。
でも、この時の私への扱いについては、今でもだいぶ理不尽なものだったと感じています。
2社目で感じた上司の絶対性
2社目は、運輸会社で働きましたが、かなりワンマン体質でした。
オーナーと社長、上層部に気に入られた社員と、そうでない社員への扱いの差が明白でした。怒鳴られたり、朝礼で叱責されたり、自分のことじゃなくても怖かったです。
気に入られてる社員でも、何かのきっかけで機嫌を損ねると、手のひらを反すように無視されたりしていて、非常に働き辛そうでした。
「上司に可愛がられたものが勝ち」とここで感じました。
3社目でのパワハラ・セクハラと人間不信
3社目では、上司2人のパワハラとセクハラがヤバかったです。
会社はホワイトだったと思うのですが、部署がブラックでした。
●上司二人の板挟み
私が働いていたのは、長年勤める60代の女性と、30代の男性が上司の、3人の部署でした。
二人とも、最初はとても優しい上司だと思っていたのですが、二人の折り合いがとても悪く、たまにそれぞれに呼び出され、お互いへの愚痴を聞かされました。
女性上司は非常に間違いが多い方だったため、仕事に関しては男性上司に学ぶことが多かったのですが、そうすると女性の機嫌が悪くなる。板挟みでした。
●男性上司のセクハラ

男性上司の方に関しては、仕事は尊敬できたのですが、セクハラがひどかったです。トイレに長く行くと「生理かと思ったよ」と言ってきたり、「ダイエットしないの?」「身体があまり細くなくていいと思う。健康的で、俺の好きなタイプ」「家に送る」など言うほか、家に帰った後電話やメールしてきて、気持ち悪かったです。
他の男性社員とうまく仕事をやっていきたかったのですが、このセクハラ上司が何か曲げて言ったみたいで、関係が壊れたのも困りました。
この上司に嫌われると仕事ができなくなるという理由があったものの、必要以上にいい顔していた私も悪かったです。
やがて女性上司の仕事の一部を引き継いだのですが、書類を渡されただけでした。しかもその書類が間違いだらけだったので、そこを直していくために、毎日残業することになりました。0時過ぎの終電に駆け込む毎日。
土日祝日出勤分も合わせると、月130時間は残業していました。
睡眠時間もあまりとれずにフラフラだし、食欲も全くなくなりました。
裁量労働制でも残業代は請求できるレベルだったのですが、社長に「残業するのは能力不足」と言われていたし、一緒に残業した男性上司も「残業代は請求しない」と言っていたので、130時間分の残業は無給でした。
そして、男性上司と一緒に残ることでセクハラも加速。
上に相談したものの、このことで男性上司が「なんで裏切ったの」と機嫌が悪くなり、無視されたり辛く当たられるようになりました。
長時間労働とセクハラから転じたパワハラにより、気付いた時にはうつ病を発症していました。
●社員が間違っても会社は潰れないし、適当にやったものが勝ち
ここで学んだことは、いくら間違っても会社は潰れないということです。
女性上司は間違いがすごく多かったですが、社長の運営がよかったのでしょう、会社は潰れませんでした。
私、能力ないくせに無駄に完璧主義なんですね。
ミスがあっても、適当にやっても、上がしっかりしてれば会社って潰れないんだ、と感じました。
そして、社員なんて消耗品で、いくらでも代わりがいることも。
いつの間にか、人とうまく付き合えなくなっていた
2年ほど休養した後、非正規雇用で3社働きました。
3社目までは、わりに心を開いて周りと接していたと思います。
でも、これまでの経験で、人って、ちょっとしたことでまるで手のひらを返したように態度が変わると知ってしまい、4社目からは自分を出さなくなりました。
必要以上に話さない、雑談はしない。
そして、周りを見ると、失敗があっても、人付き合いのうまい人の方が会社でうまくやっていけると分かってきました。
でも、もうそのとき私は、人が信頼できなくなって、人付き合いがうまくできなくなっていました。そのくせ完璧主義は抜けない。チームで働くとき、先輩のミスを指摘してしまったりして、嫌な気分にさせてしまったりしました。
私なんかと働いたら、相手も嫌だよな、とすごく感じます。
おまけに、結構心にきたのは、声のトーンを指摘されたこと。
私の声は、どうも人をいらつかせるみたい。電話対応も怖くなりました。
もう、最悪に生き辛くなってました。
6社を経た今、生き方が分からない

生き方が分からず五里霧中
このブログで、私はしょっちゅう「働きたくない」と書いています。
「こいつ毎回うざいな」、と思われていると思うので、せめてその理由を書いてみたいと思って、今回自分の社会人経験を書いてみました。
「完璧主義が抜けずに相手を嫌な気分にさせるうえに、自分自身も人が信用できない」
これが、人が嫌で働きたくないと思っている理由です。
学生時代、優しくしてくれた教師や友達によって得られた人間への信頼が、会社で働くことで壊れてしまいました。
これから、どうやって生きて行こうか本当に困っています。
前回から自分語りになってしまって、申し訳ありません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今度は、なんか明るいこと書いてみます!